【映画感想】インクレディブル・ハルク〜MCU2作目!超人ハルクの誕生

2019年8月28日SFアメリカ, アメコミ, 戦い

インクレディブル・ハルク

★★★★★★★☆☆☆

MCU(マーベルシネマティックユニーバス)、「アベンジャーズ」シリーズの2作目がこちらの「インクレディブル・ハルク」です。

今作以降、MCUに出てくるハルクは異なる配役。
エドワード・ノートンのハルクはここでしか観ることができません。

※記事ラストに一部ネタバレを含む感想があります。お気をつけください!

映画情報

インクレディブル・ハルク(The Incredible Hulk)
初公開:2008年6月13日 
監督: ルイ・レテリエ
国:アメリカ
上映時間:112分
配給:ユニバーサル・スタジオ

映画「インクレディブル・ハルク」

マーベル・コミック「ハルク」の実写映画化により制作された「インクレディブル・ハルク」、MCUの2作目ではありますが、特に順番を気にしなくてもよい作品です。(MCU、話が進むにつれ各作品の繋がりが多くなっていきます)
前作「アイアンマン」を観ていなくても全く問題なく楽しめます。

こちらは2003年に公開された映画「ハルク」の続編ではありません。ストーリーもキャストも全て一新した「ヒーロー映画」として生まれ変わったリブート作品です。

主要な登場人物

ブルース・バナー(エドワード・ノートン)
主人公、天才生物学者。スーパーソルジャー計画の実験被験者だが、実験は失敗。以後、軍に追われる身に。

ハルク(声:ルー・フェリグノ)
緑色の大男で、ブルースと同一人物。ブルースの心拍数が上がると変身してしまう。

エリザベス・ロス(リヴ・タイラー)
ベティ。ブルースの恋人で細胞生物学者。

サディアス・E・ロス(ウィリアム・ハート)
ベティの父で、アメリカ陸軍将軍。スーパーソルジャー計画の実験失敗でハルク化したブルースを実験続行のために追う。

エミル・ブロンスキー(ティム・ロス) 
ロスの部下で、本作の敵。ハルクの力を欲し、自らも怪物になることを選択。

ストーリー

アメリカで行われていた「スーパーソルジャー計画」の実験。
天才生物学者であるブルース・バナーは、自ら被験体となりましたが、実験は失敗。心拍数が大きく上がると緑色の巨人「ハルク」に変身してしまう体になってしまいました。
最初の変身で実験を行った大学の研究室を破壊してしまい、恋人のベティとベティの父であるロスに怪我をさせ、ブルースはショックを受けます。

ハルクとなっている間、ブルース・バナーとしての理性はありません。
強靭な体で凶暴な性格。普段のブルース・バナーとは対極の怪物です。

実験失敗を隠蔽するため、そしてスーパーソルジャー計画を続投するために、ブルースを捉えようとするロスたち陸軍。ブルースは5年もの間、逃亡します。

しかしふとした出来事がキッカケで、隠居先が軍にバレてしまうことに。
ひっそり生きていたブルースは、襲ってくる軍を相手に再びハルクとなり大暴れ。

戦いながら軍から逃げるブルースは、この体を治すために治療法を探すのですが……

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映画を観た感想

私は本作を公開後すぐに観て、その7〜8年後に「アベンジャーズ」を鑑賞(MCUにハマったのは、割と最近)。そのあと再び本作を観たときに、ハルクの主演俳優が変わっていることに気付きました。
アベンジャーズの時はだいぶ年月が経っていたため、特に違和感なしで観れました。

今でこそ「ハルク(ブルース・バナー)=マーク・ラファロ」のイメージが強いのですが、エドワード・ノートンが演じるブルース・バナーは「より優男」という感じがあって、最初のハルクとしてぴったりの役柄だと思います。
強いネガティブな感情を抱くブルース・バナー。その辛さ・悲しみ・やるせなさが痛いほど伝わるような素晴らしい演技でした。
変身しないように、感情コントロールなど努力して苦悩する姿がとても印象的です。

ストーリーは王道ですが、だからこそ良い。MCUの前知識がなくとも全く問題なく楽しめる作品です。(アイアンマンを観ていない場合はエンドロール中のシーンのみ「?」となるかも。でも特に問題ないです)

圧倒的なパワーを誇るハルクの「強さ」を見せつけられるアクションも秀逸です。

以下、ネタバレを含む感想です。

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ネタバレありの感想

ハルクの力は強大。
銃も効かないし、素手で建物も破壊しまくる腕力。しかも怒れば怒るほど、どんどんパワーアップしてしまう。まさに他に類を見ない圧倒的なパワー。

こんな恐ろしい力を自分で全くコントロールできないという恐怖は計り知れません。落ち着いて変身が解かれたあと、破壊され尽くした惨状を自分がやったと知った時の絶望感。
しかも変身してしまうキッカケも、「心拍数が上がる(1分間に200回以上)」ということだけ。
怒ったり、驚いたり、怖がったり、そういった感情はいつやってくるか自分でも予測できない。
変身しないように。周りを傷つけないように。ひっそりと生きなければ。
そういった辛さや苦悩が、エドワード・ノートンの演技でひしひしと伝わってきました。

しかし、理性をコントロールできず暴れまくるハルクですが、その状態でも大切な人は守ろうとする姿はとても健気。
そしてハルクの姿になっても、過去に傷つけられたことがあっても、ブルースを受け入れて愛し続けるベティにも心が打たれました。(だから後々のMCU作品で、ちょっと「あれっ?」となる場面も)

愛する人・大切な人に支えられて、ネガティブにしか感じていなかった「ハルクの力」を正義のために使うことを決意し、ハルクはヒーローとなりました。

本作のラストは、戦いに勝利したものの手放しに喜べるハッピーエンドとは言えません。
愛するベティの元から去り、再び隠居生活を始めるブルース。

戦うためにハルクになったブルースですが、戦いの後で「ハルクの力、最高!もうバッチリ受け入れたぜ!」なんて創作物のお決まりエンドにならないのがMCUらしさ。
そんなに人間、一つの成功で簡単に物事を受け入れられませんよね。

ハルクが今後どうなるのか、ヒーローとしてどう成長していくのか、これは本作だけでは知ることができません。
クロスオーバー作品を観ていくことで、少しずつ歩き続けるハルクの姿を観ることができるのです。

MCU、改めて思うけど本当に壮大だなぁ。

以下、ネタバレを含む感想です。

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