【映画感想】パニッシャー〜マーベル・コミック、異色のダークヒーロー!

2019年10月1日アクションアメリカ, アメコミ, 戦い, ハラハラする

パニッシャー

★★★★★★★☆☆☆

マーベル・コミックのアンチ・ヒーロー「パニッシャー」を映画化した作品です。

正義ではなく「復讐」で悪を制裁。
犯罪者に対して容赦がないマーベルでは異色のダークヒーローが、どのように誕生したのかが描かれています。

本作は他のマーベル系シリーズと繋がりはなく、単品で楽しめる作品となっています。

※記事ラストに一部ネタバレを含む感想があります。お気をつけください!

映画「パニッシャー」

FBIの凄腕潜入捜査官であるフランク・キャッスルが、復讐に燃えて私刑執行人・パニッシャーになるお話。

ヒーローといえば正義感で戦い、倒すのは人間ではなく悪い怪物……というイメージがありますが、パニッシャーは罪人に対して容赦がありません。
また、マーベルヒーローですが特殊能力がありません。生身で汚れ仕事をやってのける、マーベルの中でも異色のダークヒーローのストーリーです。

映画情報

パニッシャー(The Punisher)
初公開:2004年4月 
監督: ジョナサン・ヘンズリー
国:アメリカ・ドイツ
上映時間:123分
配給:ソニー・ピクチャーズ

主要な登場人物

フランク(トーマス・ジェーン)
主人公。凄腕のFBI捜査官で、のちにパニッシャーとなる。

ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)
暗黒街で顔を利かせる資産家。

リヴィア・セイント(ローラ・ハリング)
ハワードの妻。

ジョン・セイント(ジェームズ・カルピネロ)
ハワードとリヴィアの息子。長男。

ボビー・セイント(ジェームズ・カルピネロ)
ハワードとリヴィアの息子。次男。武器取引現場でいざこざに巻き込まれ、死亡。

クエンティン・グラス(ウィル・パットン)
ハワードと長い付き合いの友人で、組織の右腕。

ミッキー・デュカ(エディ・ジェイミソン)
ハワードの部下で小悪党。

デイブ(ベン・フォスター)
バンポ(ジョン・ピネット)
ジョアン(レベッカ・ローミン=ステイモス)
フランクと同じアパートに住む仲良し3人組

ストーリー

FBIの捜査官、フランク・キャッスルは武器取引のおとり捜査を行なっていました。

とある大規模な取引現場で、取引に来る予定のなかった若者が出現。
戸惑いつつも取引を続行し、当初の手筈通り、現場にFBIが乗り込むことに。
乱戦の末に現場は制圧して潜入捜査は大成功を納めましたが、例の若者が銃撃戦に巻き込まれて死亡してしまいました。

この若者の正体は、暗黒街に君臨する資産家ハワード・セイントの息子でした。

溺愛する息子を殺害されて、ハワードは復讐を決意。
暗殺依頼時にハワードの妻のリヴィアが「本人だけじゃなく、家族も」と伝えたことで、フランツは大切な人を惨殺され、自らも大怪我を負ってしまうことに。

復讐に燃えるフランツ。果たしてその結末は……

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映画を観た感想

マーベルヒーローといえば超人的能力!
……というイメージがありましたが、パニッシャーは特殊な力を持っていません。

でも、めちゃくちゃ強いです。笑
いろんな武器を使って、頭脳を使って、戦っていきます。容赦無く人間を倒していきます。
ちょっとジョン・ウィックを彷彿とさせました。とはいえ、元・殺し屋と元・FBI捜査官は真逆の位置にいますけどね。

めちゃくちゃ強いとは言っても、やっぱり生身なので無敵感はありません。
ギリギリのところで這いつくばって、それでも復讐のために戦うフランツ・キャッスル。

「無敵なヒーロー」や「正義感溢れるヒーロー」が好きな方には向いていない映画だと思います。

心も体も苦しみながら戦い続ける、ダークヒーロー。
無敵ヒーローとは異なる魅力がありました。

続編の映画「パニッシャー: ウォー・ゾーン」があるようですね。
主演俳優さんなどは異なるようですが、まだ観ていないので近いうちに鑑賞したいです。

以下、ネタバレを含む感想です。

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ネタバレありの感想

フランツ・キャッスルの生命力にビックリ。
というより、トドメをさせるシーンいくらでもあったのにことごとく失敗しちゃうセイント側が残念なのか……。笑

一度チンピラに絡まれたのを助けてもらった恩義を忘れず、フランツの居場所を教えずひたすら拷問に耐えるデイブは純粋にスゴイ。
そして他の人間はあっさり殺すのに、ピアスを全部ぶちぶち取ったところで「こいつら何も知らないだろう」であっさり解放しちゃうセイント側の謎行動。笑

フランツ・キャッスルの謀略にあっさり引っかかって、妻と友人を自ら殺害するハワード。

相手がハワード・セインツとその仲間たちじゃなかったら、きっとパニッシャーは誕生しなかったでしょう。

そして最後、ドクロマーク型に車を爆発させる凄技。

ちょっとツッコミどころもあったけど、マーベルヒーローで今までにいなかったダークヒーローの誕生話は興味深かったし、面白かったです。

復讐に復讐で返す。
そして私刑執行人に。今後も制裁を行うという宣言で映画は終わりました。

今後のパニッシャーも前途多難でしょうね。
悲しいヒーローの物語。いつか彼がもう一度幸せになってくれれば報われるのですが……。

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